学習方法

元子ども英会話講師がオススメする子ども英語学習法5選

子供に英語を習わせたいけど、近くに良さそうな塾がないのよね。
パパ
遠い場所に通うと、送り迎えもしなくちゃだしね...

英語・英会話は子どもにさせたい習い事ランキングの上位に入っています。ご家庭でも、子どもに英語をさせたいけれど、どの教室がいいかと悩んでおられる場合もあるでしょう。インターネットが発達した現在、英語を習得するのに、教室に通わなくてもいい方法が色々あります。

この記事では、元子ども英会話講師が、現在の学校英語とオススメの学習法をお伝えします。

今はオンライン授業や教材がたくさんあるから、家でも英語が学べるよ!
コン先生

大きく変わる学校英語と周囲の英語意識

小学校では3年生から外国語活動として英語がカリキュラムに加わり、5年生からは英語が正式な教科になりました。英語専任の日本人教師とネイティブ講師が指導します。文型に焦点を当てていますが、文法にはこだわらず、「聞く」「話す」に重みを置いているように感じます。

中学校で学習する内容もボリュームアップし、オールイングリッシュの授業が展開されます。
単語数が1200語から大幅に増え、1700語とも2200語になるとも言われています。文法事項も一部高校学習内容が中学校のカリキュラムに追加されました。

大学入学共通テストの英語試験も大きく変わり、筆記とリスニングの比率が1:1になりました。しかもリスニングはアメリカ英語だけでなくイギリス英語やその他話者でも出題され、今までの学校英語中心の学習方法では太刀打ちできなくなってきています

大学入試もどんどんAO入試が盛んになってきており、スピーキングまで必要な英検やTOEFLのスコアが求められることも増えてきています。

このように従来の「読み」「書き」オンリーの英語に加えて、より実用的な「聞く」「話す」もできることが望ましくなっています。一旦身につけた英語は、就職活動やその先でも大きな武器の一つになります。

子どもの英語、いつから始める?早いに越したことはない

ここまで読まれて、自分たちの子どもの頃とは全く違うと思われるでしょう。学校でも英語学習が早期化しています。早く習わせた方がいいのだろうけど、いつから英語をさせれば良いか、悩む方も多いのではないでしょうか。

私は、一刻も早い方がいいと思っています。それには理由があります。

一般に英語を習得するのに、2200時間かかるとされています。結構かかりますね。
毎日何らかの方法で2時間英語に触れたとして、1年間で800時間近く、3年間で2200時間を達成します。2200時間達成したからもうすらすら話せるようになって、はい終わりではなく、むしろそこからが伸び期だ、と考えています。

ですから、小学校に上がる前に、いや、もっと前に、この2200時間のハードルは越えておいて欲しいと思うのです。

実際、私は我が子に生まれる少し前にセット教材を購入し、生まれてすぐ英語音声を聞かせ始めました。幼稚園入園までに学習時間は2200時間をゆうに越えていましたので、日常英会話は普通に話せていました。

一方英会話教室で習い始めると、年間のレッスン回数は45回前後です。1回が1時間として、家で毎回1時間復習したとしても1年あたりの学習時間は100時間未満になってしまいます。私が下に取り上げた方法と併用すれば、もちろん良いアウトプットの機会の場としておすすめできますが、単独で英語を身につけるのは、中途半端になってしまうかもしれません。

子供は耳が良いです。日本語にはない柔らかい音もきちんとキャッチし、綺麗に発音します。日本人が聞き取りにくいとされるRとLの音の区別も問題なくできます。

そんなに英語に力を入れたら、日本語に悪影響を及ぼすのでは、、、

と危惧しておられる親御さんもいらっしゃるでしょうが、大丈夫です。もし、その他全て、お友達と遊ぶ時も、お父さんお母さんとの会話も全て英語であれば、日本語の発達に多少の遅れが出るかもしれません。しかし大抵の場合、英語学習時間以外に英語を使うことはないでしょう。

では、英語学習を始めるとして、どのようにしていくのが良いかを以下にまとめました。
ご参考になれば幸いです。

英語学習法1つめ セット教材

最初に準備するものとして、セット教材をおすすめします。

セット教材の良いところは、本も音声も動画もカードも、中にはおもちゃまで
一定レベルのものが一通り揃っているところです。

「少しずつ自分で揃えた方が安く済みそう。セット教材なんて高くて無理だわ」と思われるかもしれません。しかし、上に挙げた通り、学校英語ですらあんなに大きく変更してきており、躊躇している時間がもったいないと思います。

ディズニー英語システム、World Wide Kids など色々ありますが、先のレベルまでカバーしている教材を選ぶことが大事だと思います。

よくあるのが、幼児期に楽しめる範囲まで、というものです。それは量が足りません。
お金はかかりますが、長い目で見たらコスパ最高です。セット教材の中には、最初にある程度購入しておいて、追加で購入できたり、月額会費を数千円程度払えば、毎週電話で英会話ができたり、教材を使用して学習し、提出することにより着実に教材をこなしていけるものもあるのです。

もしどうしてもセット教材を買えない場合は、本屋にタッチペンが付属の英語絵辞典が売っています。それから始めてもいいでしょう。
ちょっと前の時代だと、それでお子さんの英語への気が乗ってなければ、英語は後回しでもいいか、というのも有りでしたが、こうも状況が変わってくると、そこに好き、嫌いや向き、不向きを考える選択はないような気がします。

ディズニー英語システム
World Wide Kids
ミライコイングリッシュ

 

英語学習法2つめ 動画視聴&掛け流し

セット教材には、何気ない日常英会話が含まれていない場合もあります。そんな時はYouTubeなどの音声コンテンツを探せば、膨大な量の動画が見つかります。
我が家の子育ての時はそのようなコンテンツがまだ存在しませんでしたので、海外のサイトなどを調べて、amazonなどでDVDを購入していました。
この時に気をつけたのは、親子や友達との会話が豊富なもの、簡単なもの、アメリカ英語など一部の英語に偏らないこと、などです。日本にいながら、英語圏の生活を擬似体験できるようなものを探しました。 一部を紹介します。

Kipper the dog (イギリス)、Calliou (カナダ)、 Blue’s Clues、 Barney(アメリカ)などです。先日YouTubeで検索したら、ザクザク出てきました。
また、最近人気なのはPeppa Pig(イギリス)というブタの親子のシンプルな会話のアニメで、とてもオススメです。
無料で見放題です。羨ましい時代になりましたね!!

ただ、悪影響があると困るから、動画視聴を長時間させたくない、というご家庭も多いと思います。一通り見せて、2回目以降は画面を伏せて、音だけ流すといいですよ!お子さんは他のことをして遊んだりしていてOKです。
一点注意があって、次々と新しい動画を見せるのではなく、同じものは何度も見聞きさせてから次にいき、また戻る、というふうにしてください。そうすると、繰り返し耳にするので、動画に出てくる言葉がお子さんに定着します。

 

英語学習法3つめ オンライン英会話

オンライン英会話はとてもリーズナブルです。月額会費を支払ったら毎日できるところや、兄弟が共有できるところ、チケット制のところなど様々です。

親御さんで英語に自信がなく、子供のレッスンのサポートに自信がない場合は、日本人の講師がいるところを探せばOKです。ここではお子さんが「話す」大事な場になるので、週に1回と言わず、数回してあげるといいですよ!

英会話教室に通うとグループレッスンがほとんどなので、内容はどうしても薄くなってしまいます。大人数で楽しむ英語は小学校に入ってからできるので、その点でもご家庭でのオンライン英会話をおすすめします。先生もベテランの方だと、個人に合わせたレッスンをしてくれます。
DMM
ワールドトーク
ハッチリングジュニア
ネイティブキャンプ
キャンブリーキッズ

英語学習法4つめ 読み書き

読み書きはセット教材に含まれていないことも多いので、少し手を加える必要があります。とは言え、「読み」の方は、オンライン英会話の先生にお願いしてもいいと思います。会話の日と読み(フォニックスというアルファベットの音を覚えることから始める)の日に分けてレッスンを組むといいですよ。

「書き」の方は、書いては消せるタイプのものでもいいし、スマホのアプリにもあります。
小さい子どもはどちらかというと「聞く」「話す」の方が先に身につきます。日本語もそうですよね。ですから、我が家では「読み書き」がほんのちょっとでもできた時は大げさに褒めて、気持ちを良くしてやり、自信を付けさせるようにしました。

英語学習法5つめ 英検などの資格試験

さあ、ある程度お子さんの英語力がついたな、と思ったら英検などの資格試験に挑戦してみましょう。幼稚園児も英検を受ける時代で、早いお子さんは2級に合格、というケースもちらほら見かけます。
まずは子ども向けの問題集を買ってみて、できそうか一緒に試してみてはどうでしょうか。
読むことに自信がないけれど、モチベーションU Pのためにも何か受けさせたい、というときは子ども向けの検定試験、例えば英検Jrなどもあります。
英検
英検Jr
JAPEC児童英検
TOEFLプライマリー

まとめ

英語の四技能「聞く」「話す」「読む」「書く」がしっかり身に付いたら、世界が大きく広がります。英語のネイティブだけでなく世界中で英語を第二言語として話す人もたくさんいます。時代はグローバルです。ぜひ楽しみながら身につけていって欲しいと思います。

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H.Yamasaki

中学の時に交流使節団としてスイスへ行き、世界各国の人々と英語で会話が通じたことに感動。英語の必要性と楽しさを感じる。大学英文科卒業後、翻訳コーディネーター等を経て、子ども英会話教室を10年以上主宰した。動画・洋書・語りかけによる「英語で子育て」を行い、息子は中学3年で英検準1級合格。

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